プラキャップ アクセサリー / 5月1週目

私「今日はペットボトルのキャップでアクセサリーを作るんだけど、
ノキノシタでも使う石とか木とかの素材とプラスチックが決定的に違うことってなんだと思う?」

子ども達「うーん?溶けるとか…?」

私「金属も高温で溶けるよね。」

子ども達「そっかー。なんだろう?🤔」

私「プラスチックはね、人が生み出した素材なんだ。石とか木は自然にある素材。」

子ども達「そっか!」

私「プラスチックはね、ラップみたいに薄くもできるし、ペットボトルのキャップみたいに固くもできる。
色んな形に変えられる反面、そうなるためにはいろーんな添加物が入っているの。

そして土に還らないの。

だからその辺に捨てちゃったら半永久的に残っちゃうんだ。
それを間違って動物や魚が食べちゃったら、ゆくゆく巡って人の体に入って来ることもあり得る。
プラスチックは便利な反面、そういう一面もあるということを知っておいて欲しいんだ。」

私「そのままだとゴミになっちゃうペットボトルのキャップをアクセサリーに変換することで、
私たちは可愛いものが手に入って嬉しいし、ゴミも減らせるしってことで、
一石二鳥!さあ作ってみようー!」

という話をして製作をスタートしました。

ただリサイクルとかアップサイクルをしたいだけではなく、その素材が持つ性質やリスクも知ってもらいたいなというのが今回の一番の狙いでした。

子ども達は時に、大人の言葉を素直すぎるほど受け入れてしまうことを知っているし、
このノキノシタで得た知識をお家でも話してくれているという嬉しい話を伝え聞いたりもするので、
何かを「悪者」にするような言い方はしないように気をつけながら。

ニッパーなどを使ってキャップを細かくしていきます。
チップ状にしたプラをフレームに入れて、アイロンで溶かして固めたら完成!

母の日も近いのでお母さんへのプレゼントを作る子もいれば、
とことん自分の『好き』を追求する子もいて。

カレンダーの時と同じで「誰が使うものか」をよく考えながら製作してくれました❣️

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